2017年4月
桜の蕾がふくらみ、また新しい季節がやってきた頃。
京都北山にも新しい風が吹きました。
この地に新しく、「鍼灸整骨治療院」がOPEN!
OPENにあたり、ロゴマークをはじめとするOPENツール一式の制作のご依頼を頂きました。
桜の開花準備とともに、私たちもご依頼頂いた制作物の準備に取り掛かりました。
まずは、治療院をOPENされる院長 玉田先生とのご対面。
お話をお伺いしました。
院名は、玉田先生のお名前から「タマ鍼灸整骨治療院」に。
とても丁寧に患者さんを診てくださる先生だそうで、実際にお会いさせていただいた時もとても丁寧な対応と、まあるい優しい笑顔が印象的な先生でした。
きっと患者さんの話にも、じっくり耳を傾け、しっかり向き合い、丁寧に診てくれるんだろうなぁと想像しながら。。
お話を伺っていく中で、「外的要因だけでなく内的要因も診ることができる総合的な治療院でありたい」とお話しされる場面が多々。
もうテーマはこれに限るなっ。
と、私も負けじとじっくり耳を傾け、ぼんやりながらも的を絞りながら、デザインの種を拾う。
そして、京都北山という土地柄も大事にデザインしよう。
でも京都は 景観条例 が大変だろうな。
などなど、くるくる回る頭の中。
今回、制作させていただいた制作物はこちら。
01 ロゴマーク
02 OPEN案内の大判カード
03 名刺 / 診察券
04 看板 / のぼり
05 院の紹介パンフレット
06 ホームページ
01 ロゴマーク
「外的要因だけでなく内的要因も、総合的に診療して本当の原因を探る」
このテーマをシンボルマークに詰め込みました。
?????
一体このマークのどこに詰め込まれているというのでしょうか?
みなさんも一緒にお考えください。
まずは、漢字の「玉」を想像してみてください。
そして、「玉」の文字ぴったりで切り取り、背景に色を塗ってみてください。
チチチチチチッ…
何か見えてきたでしょうか?
そう、そこに見えたものが、タマ鍼灸整骨治療院のシンボルマークなのです!
なんだか怪しい感じになってしまいましたが(笑)
こういうことが言いたかったのです ↓
<図解で紐解く – 高橋の頭の中より – >
「玉」の漢字の外的(見える部分)と、内的(見えない部分)を表現しました。
ポイントである「内的要因も!」を強調したマークです。
右下だけ色を変えているのは、いろいろな痛みがある中で「本当の原因を探る」ことを表しています。
ピカッと光る右下のそれが「本当の原因」なのです。
それを探り、見つけて、治療する。
そんな治療院になるようにと想いを込めて。。
そして、ロゴタイプと組み合わせるとこんな感じになります。
ロゴタイプはカジュアルだけど小綺麗で、「玉」っぽくを意識しました。
「点が集まって線になる」を心の中でぶつぶつ唱えながら、作りました。
あ、ついまた怪しく。。(笑)
色については、玉田先生の希望色、えんじ色(濃い紅色)を使用。
京都の 景観条例 の規定内におさまる程度の、落ち着いたえんじ色に設定させていただきました。
すこぶるピンボケですが、草案はこんな感じでした。
(ノートに小さく描いていたので、携帯カメラではピントが合わせられず。。苦戦)
02 OPEN案内の大判カード
京都北山という土地柄(上品なマダムの印象)から、集客向けのザ・チラシではなく、おしゃれなアパレル系のフライヤーのようなイメージで作りました。少し厚紙の大判カードです。
裏面にはサラッと、タマ鍼灸整骨治療院の紹介とできることを記載 ↓
03 名刺 / 診察券
名刺と診察券は、シンプルに整頓されたイメージで。
を、心がけて作りました。
きっと、あのまあるい優しい笑顔で、とても丁寧にこの名刺と診察券を渡してくれるに違いないと思ったからです。
この名刺と診察券が、玉田先生の人柄を表し、その人柄を思い出してもらえるようにと。
「名は体を表す」ということわざのように…
04 看板 / のぼり
京都の 景観条例 を隅々までチェックし、計算した外観の上部看板と、入り口左側の透明の看板。そして、のぼり。
真っ白なのぼりにしたことで、遠目からでもひらひらと風に揺られる眩しい姿が、上品で落ち着いた北山の街でひときわ目立ちます。
しっかりのぼりの役目を果たす、優等生 ♪
05 院の紹介パンフレット
二つ折りのパンフレット。
折り目を中央ではなく、少しずらすことで、一風変わった印象を与えます。
表紙の右端が帯のようになり、そこに伝えたい一言メッセージを。
また、ペラ紙で料金表も制作したので、それを挟み込むことも可能です。
例えば料金だけ変更になった場合も、このペラ紙だけ印刷しなおせばOK!
という、こちらもお財布に優しい優等生 ♪
06 ホームページ
タマ鍼灸整骨治療院 http://tama-kitayama.com/
ホームページは、白を基調に、画像上部の片側だけ角をまるくしたところがポイントです。
玉田先生のとても丁寧な姿勢から、デザイン制作させていただく中でも、「ひとつひとつ、丁寧に。」を心がけました。
清潔感ある白色と、落ち着いたえんじ色と桃色が、小綺麗な印象を与えます。
北山マダムさん達の心にきゅんと突き刺さる治療院になればいいなぁと。
丹精込めて端正な世界観を作りました。
どっちもタンセイ ♪
思いがけず韻を踏む。(笑)
じっくり耳を傾けて治療してもらいたいあなたはぜひ「タマ鍼灸整骨治療院」さんへ。
院の情報
タマ鍼灸整骨治療院
診療時間
月〜金 午前 8:00〜12:30 / 予約診療のみ 14:00〜15:30 / 午後 16:00〜20:00
土 午前 8:00〜14:00
日 予約診療のみ 8:00〜14:00 ※第1・第3・第5日曜日のみ予約診療
(休診日 火曜日 / 第2・第4 日曜日)
住所
〒603-8112
京都府京都市北区小山元町22 プリジュール北山1F
電話番号
075-600-2810
photo: STUDIOBOY