「ぜひ行ってみてほしいお店があるの。」
と、先週末友人の結婚式で福岡を訪れる予定だった私に山内が教えてくれました。
フランスのアンティーク家具と服屋さんなのだそう。
「インターネットの情報とか事前情報をなにもみないで行ってほしい、わくわくしてほしいから。」
と。
そんな風に言われると、気になって気になって気になって。。
まんまと訪れました。
krank marcello さん。
<注意>
ここから先へ読み進めるのは、ご自身の判断にお任せします。
訪れた時のわくわくを最大限に感じたいあなたは読み進めないで下さい。
山内が言っていたように、本当になんの事前情報もなく訪れて、わくわくを感じてほしい気持ちでいっぱいです。
でも、その溢れ出すわくわくをお伝えしたい気持ちもあり。。
少しだけ、軽くだけ、簡単に。。
「内緒ね♡」
の話をこそこそ友達に耳打ちするような、そんな気持ちで、今日のブログを始めたいと思います。
読むか読まないかは、あなた次第。
ふふふ
お店のOPENは13:00。
地図で指された場所に、少し早めに到着し、アンティーク家具が売っていそうな建物を発見。
この建物かな?
と近寄ってみると、本日は買付のためお休みです。
との貼り紙が。。
…。
一緒に訪れた友人と立ち尽くし、向かいの駐車場のブロック塀に腰を掛けていると、ん?
隣の建物も怪しくない?
真っ白な建物の前に黄色の大きなワゴンが停まっています。
でも、お店の名前も書いていないし、倉庫のような作業場のような風貌。
よし、せっかく来たし、13:00まで待ってみようと。
白い大きな扉が少し開き、中から店員さんらしき方々が出入りし始め、やはりこっちだった!
諦めて帰らなくてよかった。。。
13:00。
白い大きな重たい扉をギギギーっとスライドさせると、薄暗い中にポッと光る照明が心地良い、かわいい家具たちが並ぶなんとも言えない空間が広がります。
この家具たち、もともとは色が塗ってあったそうで、そのペンキを剥がして素の状態に戻したものだそう。
何に使うんだろう?と思うようなそんな家具も並べられていて、でもそのフォルムが愛らしくて、時間を忘れて店内をぐるぐる行ったり来たり。
使い道は自分次第で、「好きなものを好きなように好きなところで使えばいい」と囁かれている気がしました。
「服屋さんは2階にあるので、一度ここを出て、外の階段から登って下さいね。」
と、お店の方に教えていただき、外の光がうっすらと漏れる白い大きな扉を再びギギギーっと開け、一度お店を出ます。
外に出ると、上階へと続く細くて長い階段が。
途中の踊り場でこの扉かな?
と見ると、 s t a f f o n l y の文字が。
まだ上か。
さらに階段は続き、最上階らしきところまで登ります。
そこは外。屋上でした。
整備された細い道に導かれるように進んだ先に自動扉が。
ヒラケゴマ。
と言いたくなるような、迷い込んでしまったかのような、不思議な空間。
中に入ってみると、屋根裏部屋にあるような細い細い階段がくねくね下へと続き、その先に現れたお店が服屋さんでした。
なにこれ、冒険みたい、とまらないわくわく。
忘れていた子供の頃の記憶が蘇るようなそんな気持ちに。
店内に施された工夫も本当におもしろくて。
光と影と物を利用して、女の子に羽が生えていたり、気球が飛んでいたり。
何より、驚いたのは。。
なんの変哲もないクローゼット。
「クローゼットの中も開けて見ていただいていいので。」
と、お店の方が。
「いいんですか、ありがとうございます。」
と、開けてみると。。
「♥Δ*✚×□♠✫!!!!!」
もうわくわくの頂点です。
そのあとの出口の仕掛けも、なんだかもう!
…っと。
つい取り乱してしまいました。
お見苦しくなってきたかと思いますので、ここまでにしておきます。笑
ここまで読んでいただいても、やはりわくわくを感じてほしいから、だいぶ控えめに書いたつもりですが。。
(でも本当はもっともっと力説したい)
書いているうちに週末の気持ちを思い出し、つい熱くなってしまいました。。
時間を忘れて夢中になったあの頃の、すっかり忘れてしまっていた何かが呼び覚まされるようなお店でした。
気になった方はぜひ訪れてみてください。