気温差の大きな5月ですね。
お天気もコロコロと忙しく変わって。
日々刻々と変わる天気予報とにらめっこで
たまりがちなお洗濯のタイミングをみはからっている
KARADAの山内です。
五月晴れだったこの週末、心のお洗濯をしてきました。
京都 八瀬大原にある「瑠璃光院」さん。
四国からのご来客の案内先を検討している時。
京都と言えばでもうお馴染み、山田に教えてもらったサイトで見つけ
ちょうど春の特別拝観中というグッドタイミング。
「ここは感動してもらえる!というか私が行きたい!」笑
と迷わず決めた行先でした。
大阪から、京阪で出町柳、
叡山電鉄に乗り換えて、終点八瀬比叡山口で下車します。
駅名通りの山の麓に到着すると、360度 若々しくてまぶしい緑。
すぅーーーーーーーーーーーーーー
はぁーーーーーーーーーーーーーー
使い古してよどんだ身体にきれいな空気が沁みわたっていく感じがします。
底まで透けて見える清らかな水をたたえた川にかかる
木製の橋を渡り歩くこと5分。瑠璃光院に到着。
山荘のような門構えの風情も素敵な寺院です。
入るや否や別世界。
石畳の階段の左右には、青紅葉に加え
繁々と鮮緑にそれは見事に苔むしていて、
空からそそぐ光を通したり反射したりの影響からか
そのあたり一体、まるで緑色の空気が漂っているようでした。
緑の庭を抜け、建物にたどり着いたら順路の通り2階へ。
人だかりを少し待つと、部屋の中に感動の絶景。
凪の水面ような写真下の部分は、実は机。
磨き上げられた黒塗りの机の天板に、青紅葉が反射し、この絶景を拵えています。
とまらない撮りたい願望をなんとかコントロールしながら写真をおさめたら、1階へ。
「瑠璃色に輝く浄土」を表して作庭されたという“瑠璃の庭”
を眺めながら、涼しげな和菓子(八瀬氷室)とお抹茶をいただきます。
たくさんの人が訪れているのですが、
ケロケロという蛙の声や、鳥のさえずり、葉の擦れ合う音などは
人声にかき消されることなく耳にダイレクトに届きます。
時折ふわっと頬を撫でる風
苔緑の絨毯の上をゆらゆらと舞うトンボ
庭にこだまするような自然の音色
庭の奥にしつらえてある清流が細くしたたる滝
穏やかで瑞々しい景色のひとつひとつに
全身が洗われる(浄化する)ようでした。
圧倒的な緑を維持するお手入れの行き届いたお庭。
どこもかしこもぴかぴかに磨き上げられた床板。
「神は細部に宿る」
そんな言葉が脳裏に浮かびました。
思いがけず5月病に悩まれている方、
わたしのように使い古しよどんだ身体の空気を入れ替えたい方、
心のお洗濯に、おすすめです ♪
京都 八瀬大原
期間:2018年4月15日(日)~6月15日(金)
インスタグラムはじめました
♥ FOLLOW US ♥