週末オススメおでかけ情報「大阪市立東洋陶磁美術館」中之島

北浜で勤めるようになる前から、

北浜はとても気になる町だった山内です。

 

大阪市立東洋陶磁美術館をご存知ですか?

気になる町、北浜にほど近い

川や緑、花、歴史的建造物、

整備された遊歩道など心地よさ満載の

これまた気になる中之島にあります。

 

こちらで今開催中の展示が、ひときわ気になります。

 

>>開館35周年記念・日中国交正常化45周年記念特別展「唐代胡人俑―シルクロードを駆けた夢」

2001年に甘粛省慶城県で発見された唐時代(618-907)の穆泰(ぼくたい)墓(730年)から出土した胡人俑(こじんよう)の数々を日本で初めて紹介いたします。胡人俑とは、唐時代のシルクロード文化を象徴するものの一つであるエキゾチックな風貌の胡人(ソグド人などの異民族を指す中国における名称)を表現した陶俑(副葬用の陶製人形)です。とりわけ、穆泰墓出土の胡人俑は鮮やかな彩色と極めて写実的な造形により、胡人の姿が生き生きと表現されており、唐代胡人俑を代表するものの一つです。

>>国立国際美術館 開館40周年記念 連携企画「いまを表現する人間像」

古代の俑に対峙するように、国立国際美術館の所蔵作品から、9点の現代作家による人物彫刻を展示いたします。これは現在、当館とともに中之島で芸術文化の活動を牽引する、同館の開館40周年を記念する初めてのコラボレーションです。

展示作家(生年順)
オシップ・ザッキン、マリノ・マリーニ、佐藤忠良、ニキ・ド・サンファル、イケムラレイコ、舟越桂、シュテファン・バルケンホール、マーク・クイン、棚田康司

 

会期は3/25までですので

この週末以外でも大丈夫 ♪

 

異なる背景のもと制作された現代と古代の人物造形は、千年を超える時間と空間の隔たりを持ちながらも、共に生き生きとそれぞれの時代の人間の姿を表しています。現代作家の創造性と、古代の造形美とが巡り会う、新たな試みをご覧いただきます。

 

千年を超えてもなお迫真の気で満ちている人形(胡人俑)と

現代の作家さんの感性感覚でつくられた人間の彫刻とを

同時に体感できるスペシャルな展示です。

 

 

個人的には、

日本初公開、歴史的価値の高い胡人俑と

舟越さん、棚田さん、シュテファンさんを楽しみに。

目と心を肥やしにいってきます。

 

冬の週末おでかけ候補のひとつに。

雨の日でもゆっくり楽しめますよ ♪